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Box Office : 7月30日~8月1日の全米映画ボックスオフィスTOP5

エミリー・ブラントとザ・ロックの迷コンビが大活躍のディズニー映画「ジャングル・クルーズ」が想定を上まわる大ヒットの初登場第1位 ! !、若き名優デヴ・ パテルが円卓の騎士の異色ファンタジー「ザ・グリーン・ナイト」が健闘の一方、マット・デイモン主演の「スティルウォーター」は沈没 ! !

*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (初) 「ジャングル・クルーズ」(2億ドル)

$34,181,000−(4,310館/$7,931)−$34,181,000


Trailer : Jungle Cruise


RT の評論家の支持率 63 % / Metacritic スコア 49 / 出口調査の CinemaScore A-

当初の予定になかった Disny+ 配信リリースを追加したのは契約違反とする「ブラック・ウィドウ」訴訟が持ちあがったことで、各方面から袋叩きに遭ってるディズニーが、その Disny+ からの同時配信も含めて、封切ったエミリー・ブラント主演「ジャングル・クルーズ」が稼いだ封切り成績の約3,418万ドルは…、


ジャウム・コレット=セラ監督のファミリー向けのアドベンチャー映画に期待されていた予想の売り上げの2,500万ドル前後を大きく超えたヒットの大成功の出足!!となっていますし、エミリーの相方をつとめたドウェイン・ジョンソンにとっても、パンデミック前の2018年春に封切られた主演作「ランペイジ」の同成績=約3,575万ドル(4,101館)に迫った御の字の結果ですが、しかし…、

パンデミック禍のマネーメイキング・スターのエミリーにとっては「ア・クワイエット・プレイス Part 2」が、今夏はじめの5月末に叩き出した約4,755万ドル(3,726館)に及ばなかったガッカリです…。ただし、ディズニーは問題の Disny+ からの世界総額の売り上げが約3,000万ドルあったことを併せて、報告していますから…、

Movie Clip : エミリー・ブラントのリリー博士が大活躍のシーンをお楽しみください ! !


仮りに約3,000万ドルのうちの半分ぐらいは、やはり、同配信サービスが最も利用されている本国アメリカからの売り上げだろう…と想定し、封切り成績の約3,418万ドルに上積みすると、「ジャングル・クルーズ」は 4,900万ドルを超えた 5,000万ドル近い封切り大ヒット!!となり、前述の「クワイエット・プレイス 2」を超えてしまうため、スカーレット・ジョハンソンが本来であれば、自分が受け取れるはずの興行成績からの歩合報酬が、ディズニーに体よく、吸い取られてしまっている…と憤りを覚えたのも無理はないかもしれません…?!



なお、現在はドウェイン・ジョンソンと引き続き、チームを組んだ DC ヒーロー映画「ブラック・アダム」(2022年7月全米公開)を撮影中のセラ監督にとっては、名コンビのリーアム・ニーソンが主演した「ノンストップ」(2014年)の封切り成績の約2,888万ドル(3,090館)を超えた自己ベストの記録更新を果たした「ジャングル・クルーズ」は…、

諸外国から約2,760万ドルを売り上げていますから、国内成績の約3,418万ドルと Disny+ 成績の約3,000万ドルを全部乗せすると大台の1億ドルに迫った約9,178万ドルを叩き出したデビューとなっています…!!


また、上映館の数の 4,310館は、パンデミック閉鎖前の昨2020年3月に封切られたピクサーのアニメ映画「オンワード」の上映館の数の 4,310館と全く同じですから、全米映画興行は復調して、パンデミック前の以前の状態に戻った…!!と言いたいところですが、デルタの感染再爆発の猛攻が始まっています…。


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© Walt Disney Studios. All Rights Reserved.


第2位 (初) 「ザ・グリーン・ナイト」(2,250万ドル)

$6,784,000−(2,790館/$2,432)−$6,784,000

Trailer : The Green Knight


RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 84 / 出口調査の CinemaScore C+

ディズニー映画のリメイク版「ピートとドラゴン」(2016年)などで知られるデヴィッド・ロウリー監督が、「スラムドッグ・ミリオネア」(2008年)や「ライオン」(2016年)などの若き名優デヴ・ パテルと、「トゥーム・レイダー」(2018年)のアリシア・ヴィキャンデルを主演の男女に起用し、14世紀の昔の中世に誰かが書き残した…


アーサー王の円卓の騎士のひとりのガウェイン=デヴ・ パテルと謎めいた存在の不気味な緑の騎士=ラルフ・アイネソン(「ザ・ウィッチ」2015年)の因縁の対決の物語を映画化した「ザ・グリーン・ナイト」は、いわゆる “ A24 ホラー” で知られるエッジの効いた異色作を送り出す A24 の作品だけに、評論家からは好評の大絶賛の一方、案の定、世間一般の観客からは絶不評ですが…、

ブラック・ウィドウのフローレンス・ピューが主演した昨年2020年夏の A24 ホラー「ミッド・ソマー」の封切り成績の約656万ドル(2,707館)を若干ながら超えたヒット!!となっていますから、そのエレーナ主演作も口コミが拡がって、ロングセラーになったように、ジワリジワリと稼いで、最終的には黒字になるかもしれません…!!

© A24. All Rights Reserved.


第3位 (1) 「オールド」(1,800万ドル)

$6,760,000−(3,379館/$2,001)−$30,613,255

RT の評論家の支持率 52 % / Metacritic スコア 53 / 出口調査の CinemaScore C+

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第4位 (3) 「ブラック・ウィドウ」(2億ドル)

$6,426,000−(3,360館/$1,913)−$167,066,862

RT の評論家の支持率 80 % / Metacritic スコア 68 / 出口調査の CinemaScore A-



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© Disney / Marvel Studios. All Rights Reserved.


第5位 (初) 「スティルウォーター」(2,000万ドル)

$5,120,000−(2,531館/$2,023)−$5,120,000

Trailer : Stillwater


RT の評論家の支持率 75 % / Metacritic スコア 60 / 出口調査の CinemaScore B-

フランスのカンヌ国際映画祭のプレミア上映ではスタンディング・オベーションの拍手喝采だった…と伝えられたものの、出口調査の評価では観客の約6割しか満足しておらず、周囲の人にも鑑賞を薦めたいという人の割合にいたっては、約3割にとどまっただけに沈没のマット・デイモン主演作「スティルウォーター」は…、


アカデミー賞の票の数え方の複雑すぎる仕組みのせいで、接戦になると第1位の作品は選ばれない…という矛盾のおかげで、偶然に最優秀作品賞に選ばれたにしか過ぎない…と指摘された「スポットライト」(2015年)のトム・マッカーシー監督が、2007年にイタリアで起きた「アマンダ・ノックス事件」を…、


その当の殺人の冤罪の濡れ衣を着せられ、無実なのに、4年間もイタリアの刑務所で過ごしたアマンダ本人に無断で映画化し、映画化権料を払っていない「パクリ」と言われている…という意味においての問題作。

アビゲイル・ブレスリンちゃん演じる娘のアマンダ…じゃなくて、アリソンが留学先のイタリアじゃなくて、フランスで殺人の罪に問われてしまったことから、娘とは疎遠な間柄だった労働者階級の父のマット・デイモンが現地に赴いて、フランス映画界のカミーユ・コッタンが演じるシンママに助けられながら、娘の救出を目指すのですが…!!

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