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Box Office : 7月23日~7月25日の全米映画ボックスオフィスTOP5

五輪開幕とデルタ感染拡大の二重苦に直面した週末に、賛否両論の「オールド」が、シャマラン監督史上最低のワースト封切り成績を記録するも、五輪開催国にちなんだブロックバスター映画の大作「スネーク・アイズ」の白黒忍者を倒し、初登場首位のデビュー ! !

*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (初) 「オールド」(1,800万ドル)

$16,500,000−(3,355館/$4,918)−$16,500,000


Trailer : Old


RT の評論家の支持率 52 % / Metacritic スコア 53 / 出口調査の CinemaScore C+

「ザ・マンダロリアン」のブライス・ダラス・ハワード監督が主演女優をつとめて、シャマラン監督が共演し、2006年の夏に封切られた「レディ・イン・ザ・ウォーター」が記録した封切り成績の約1,804万ドル(3,235館)を下まわる約1,650万ドルしか稼ぐことができず、M・ナイト・シャマラン監督にとっては自分史上サイテーのワースト封切り成績を更新してしまった「オールド」は…


同監督が落ち目のスランプにおちいるキッカケになった「レディ・イン・ザ・ウォーター」=製作費の約7,000万ドルに対し、全世界総額の興行成績が約7,279万ドルの玉砕…とは異なり、製作費を約1,800万ドルに抑えた小品の範囲ですから、映画の評価をめぐって、賛否両論が交わされている話題性を踏まえると…、

とにもかくにも観てみたい…!!という人は少なくないでしょうから、ジョン・バロウマンのように映画館のスタッフに因縁をつけて、無理矢理にお金を取り返す人が続々と現われない限り、赤字におちいることはまず、ないのでは…!!とは言え…、


映画は製作費の金額よりも内容のアイディアが大事!!の基本に立ち返ったシャマラン監督がスランプを脱した復活作に位置づけられた製作費わずか500万ドルの小品「ザ・ヴィジット」(2015年)の封切り成績=2,543万ドル(3,069館)、結末のサプライズが大きな話題になった製作費=約900万ドルの「スプリット」(2017年)の同成績=約4,001万ドル(3,038館)と、その続編の製作費=約2,000万ドルの「グラス」の同成績=約4,033万ドル(3,841館)といった最近のヒット作と比較すると…、

「オールド」の出足の約1,650万ドルは心もとないものの、パンデミック禍の現状では最大でも以前の通常時の7割ぐらいしか稼げない…と試算されているわけですし、その悪条件に追い打ちをかけるようにデルタ変異体の感染が再拡大しているパンデミックやり直しみたいな状況と、映画館に出かける感染リスクを避けて、自宅で五輪感染…じゃなくて、五輪観戦を選んだ人が多かったであろうことを踏まえると…、

フィラデルフィアを舞台にするのがお決まりのシャマラン監督が、その地元を離れて、ドミニカ共和国まで赴き、風通しのよい屋外の隔離されたビーチを主な舞台にすれば、パンデミック禍の昨2020年秋でも映画を作ることができるだろうと読んで、感染者を出さなかった「オールド」は賢い勝利だ…!!と讃えられる仕事だったのではないでしょうか…!!

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第2位 (初) 「スネーク・アイズ」(8,800万ドル)

$13,350,000−(3,521館/$3,792)−$13,350,000

Trailer : Snake Eyes


RT の評論家の支持率 42 % / Metacritic スコア 43 / 出口調査の CinemaScore B-

どちらかと言えば、男性向けの映画なのに、男性に人気のアクション・スターではなく、女性たちに大人気のハンサムなヘンリー・ゴールディングを起用した黒忍者を売り出すための「始まりの物語」なのか?!、それとも「G.I.ジョー」シリーズの戦隊映画を復活させるリブートを目指したのか?!、いったい、どっちなのか?!がよくわからない…と指摘され、つまり、二兎を追う者は一兎をも得ず…


…みたいな映画になってしまった…と呆れられている五輪開催国(↓写真)が舞台の「スネーク・アイズ」を五輪開幕にあわせて封切ったパラマウント映画が稼いだ封切り成績の約1,335万ドルは…、

製作費の約8,800万ドルは表向きの金額にしか過ぎず、実は1億ドルを超えた約1億1,000万ドル以上が使われたらしいブロックバスター映画の規模からすると即死のお見事な沈没ですから…、

過去の「G.I.ジョー」の2作品の「ライズ・オブ・コブラ」(2009年)=封切り成績は約5,471万ドル(4,007館)と「リタリエーション」(2013年)=封切り成績は約4,050万ドル(3,719館)と比較するまでもなく、パラマウント映画は「G.I.ジョー」の復活に明らかに失敗した…と見なせそうだけに、ヘンリー・ゴールディングとアンドリュー・コージの白黒忍者が再び帰ってくるのか、どうか…?!は何とも言えませんね…。


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第3位 (2) 「ブラック・ウィドウ」(2億ドル)

$11,600,000−(4,250館/$2,729)−$154,806,683

Featurette : スカーレット・ジョハンソンのブラック・ウィドウの足跡を振り返り、ナターシャの没後にようやく、彼女の素顔が描かれたことの弔いと癒やしの意味を理解させてくれるプロモ・ビデオ ! !


RT の評論家の支持率 80 % / Metacritic スコア 68 / 出口調査の CinemaScore A-

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第4位 (1) 「スペース・ジャム : ア・ニュー・レガシー」(1億5,000万ドル)

$9,560,000−(4,002館/$2,389)−$51,367,605

RT の評論家の支持率 31 % / Metacritic スコア 36 / 出口調査の CinemaScore A-

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第5位 (4) 「F9」(2億ドル)

$4,600,000−(2,850館/$1,614)−$163,296,825

RT の評論家の支持率 59 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore B+

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